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数千年間もの間、広く愛されている青色の宝石があります。それはラピスラズリ。
エジプトのファラオ、ツタンカーメンの金のマスクから、中国のキジル洞窟まで、中東から南アジアまで広く発見されています。アフガニスタンのコクチャ川渓谷を起源としているにもかかわらずシルクロードのいたるところでその青い石を見つけることができるのです。ラピスラズリの陸路交易は、私たちにとって身近なシルクロードやスパイスロードとそのサブルートの交易路が出現する前に、すでにアジア全体に存在していたことを示しています。
(ラズリロードの地図を投影)イラストの依頼
近年では「ラピスラズリRoute」と言えば、2018年に開通したトルクメニスタン、アゼルバイジャン、ジョージアを経由してアフガニスタンとトルコを結ぶ国際輸送ルート「ラピスラズリ廻廊」を指します。その名前は、2000年以上前に、古代のシルクロードに沿ってコーカサス、ロシア、バルカン、ヨーロッパ、北アフリカに輸出された魅力的な青い石に由来しています。
本日は、そのルートに沿って皆さんと通過する国々を踊りでたどっていきたいと思います。
ああ、僕がだれかって?
本日、踊りのご案内をする男です。
どうぞ、フェルと呼んでください。
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